過去ログ - あずさ「一生懸命頑張る貴方は好きだったから」
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9:1[saga]
2014/08/24(日) 18:39:41.16 ID:DhpPxqUe0

何故彼女が落ち込んだのか、私にはまるで解らない。
今の会話に落ち込む要因があったのだろうか。
私の質問したことがいけなかったのだろうか。

あずさ「…………小鳥、さん?」

いつしか打ち上げられる花火は止み、うっすらと白煙が立ち上るだけ。
次第にそれも空に霧散し、現実が静寂を牽引してくる。

小鳥「…………ダメだなぁ。 どうして、嘘吐いちゃうんだろ」

あずさ「嘘?」

小鳥「あぁっ、いえいえ、違うんです!! えぇ、はい!」

あずさ「……それも嘘、ですか?」

小鳥「……………………嫌なんですよぉ」

あずさ「……嫌?」

彼女が搾り出した返事は、とても弱々しいものだった。

小鳥「本当の事言ったら嫌われるんです……。 解ってるんですよそれくらい」


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