過去ログ - 狐娘「油揚じゃ!」男「油揚だ」油揚「どうも御無沙汰しております油揚です」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/26(火) 05:41:27.32 ID:yf6sxmgjo
狐娘「家業がなくなったら困るのはおぬしじゃろうに」

男「ところがそう困らないんだなあこれが。隣町のデカい神社んとこの娘と色々仲良くしてるし」ワキワキ

狐娘「……やっぱり放蕩バカ息子じゃの」
以下略



4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/26(火) 05:45:38.31 ID:yf6sxmgjo
男「ほら、西町の古神社あったじゃん? 山裾んとこの」

狐娘「年老いた土地神がいたのう」

男「あそこがなんだかの開発で潰されたらしくてな」
以下略



5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/26(火) 05:55:46.45 ID:yf6sxmgjo
男「でこいつもその一体なわけだ。買ってきた油揚に紛れてた」

油揚「な訳なのです」

男「いやあ急に喋りだしたんで驚いたのなんの。お袋はギックリ腰、じいちゃんは入れ歯をなくして親父はヅラをなくした」
以下略



6:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/26(火) 06:03:42.70 ID:yf6sxmgjo
油揚「我々は大豆から作られます。大豆から豆乳に、豆乳から豆腐に、豆腐から油揚に。この豆乳の過程が肝でして」

狐娘「察するに、おぬし一体が薄く広がり、全ての豆腐・油揚に宿るのじゃの?」

油揚「ご明察。わたくし一粒が付喪神と成り、そして豆乳になるだけで、わたしくの一部が混ざった全ての油揚が付喪神になったのと同義なのでございます」
以下略



7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/26(火) 06:33:43.72 ID:yf6sxmgjo
男「ま、そこでだ。おまえの影響力をちょいと高めてもらえないかと思ってね」

狐娘「むう、できないこともなくもないが」

男「おや不服かね」
以下略



8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 07:34:23.91 ID:dewX6pdeo
つくも神は九十九神って書くと思ってたんだけど付喪神なんだ初めて知った


9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 08:26:17.91 ID:MimQ7wpM0
九十九神も付喪神もどっちも正解よー


10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/26(火) 11:09:27.13 ID:T99AehFHo
なんだこれ期待


11:気を失っていた
2014/08/28(木) 03:44:45.35 ID:QPOeLCn5o
油揚「大変なのでしたらわたくしから一つ提案が。わたくしの出番にございます」

男「おまえの?」

油揚「前述いたしました通り、わたくしは一にして全の油揚に通じるのです。つまりわたくしを始点にお狐様の力を発揮すれば」
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/08/28(木) 03:51:19.31 ID:QPOeLCn5o
男「どうにか抑える方法はないのか」

油揚「嬌声といえども一瞬にございますから」

男「女声の嬌声は一瞬でもアウトなんだよ!」
以下略



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