1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/29(金) 23:27:40.62 ID:iKztUeSj0
目的地に着くと、父が走らせていた車が停まる。
私の体を揺すりながら、父は「着いたぞ。」と一言。
まだ寝惚けている眼をこすりながら目を開けると、そこには見たことのない景色が広がっていた。
それもそのはず。何故なら私はこの場所に来るのが初めてだったからだ。
萩原雪歩、7歳。これは私がある人物と経験した一夏の冒険譚だ。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:29:06.62 ID:iKztUeSj0
「着いたの?」
私が確認するように問うと、父は大きく頷く。
どうやらここが今日から1ヶ月間住む別荘らしい。
3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:30:04.71 ID:iKztUeSj0
「おかえりなせぇ旦那ァ!」「お、雪歩嬢もでっかくなりやしたねぇ!」
玄関を開けると、こんな声がいくつか飛び交う。男の人が苦手な私は咄嗟に父の後ろに隠れた。
この人たちは父のお弟子さん。なんの仕事なのかは把握していないが、強化合宿のためにこの別荘に先に来ていたそうだ。
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