過去ログ - 真「君がくれたもの」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:54:32.94 ID:iKztUeSj0
結局、父の視線を気にして渡さないことにしてしまった。

黒く、逞しい黒ヒョウのシートは箱に入ったまま車の荷台に積み込まれた。

さようなら。さようなら真ちゃん。ごめんなさい。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:54:58.50 ID:iKztUeSj0
それから10年の歳月が流れ、私は765プロダクションという芸能事務所に所属し、芸能活動を行っている。

この10年の間に、何度かあの町を訪れ、秘密基地のあった場所にも行ったが、そこは小さな養鶏場となっていた。

「おっ、お嬢。お疲れ様でした。荷物持ちやしょう」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:55:44.98 ID:iKztUeSj0
「そうそう、お嬢聞きやしたか?俺もさっき高木にダンナに聞いたんですけどね、765に新入りが入るそうですね」

車を運転しながら楽しそうに話をしてくれる彼は、実は私のファン第一号でもある。

「新しい人?」
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:56:16.07 ID:iKztUeSj0
翌日、家の中の誰よりも早く起き、身支度を素早く済ませすぐに出かけた。

何かを知らせる心地よい夏の風に背中を押されながら走る。

「急がなきゃ!」
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:56:59.38 ID:iKztUeSj0
無意識に叫んだだけだった。それなのに、まるで私が魔法でも使ったかのように、平然と、当たり前のように、その人物が目の前にいるのだ。

彼女と目が合うと、彼女は少しだけ微笑んだ。

「追いかけてきたよ、雪歩」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/08/29(金) 23:59:59.70 ID:iKztUeSj0
なんとか今日中に間に合わせたかったので書き溜めた物を一斉投下という形になってしまいました。

真誕生日おめでとう!

雪歩の日記の誤字はわざとだよ!小学二年生だからね!


30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/30(土) 00:13:52.54 ID:ShGwOpEy0
タイトルと秘密基地とでZONEの曲思い出した
おつ


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/30(土) 00:37:22.31 ID:BSc4BqBdo
乙です


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