32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:06:23.00 ID:Gqx9SXLWo
あの日、進路調査票を握りしめた澪は確かに寂しいと言った。
実感したら怖くなる、
みんなと離れたくない、このままでいたい、ってそんな泣き言をもらしてた。
だけど私は確実に方法を間違えた。
恋愛感情じゃなくて、あくまで一番の友達として、
大好きな人の不安を埋めればよかったんだ。
卒業しても友達だよだとか、
またメールしようね遊ぼうねだとか、
中学の卒業式で聞き飽きた例のアレ。そっちを使うべきだったんだ。
でも、
そんな100円ショップでも買えそうな言葉で、
誰が救えるっていうんだ?
……私は、澪を「救いたい」だなんて思ってたのか?
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