51:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/30(土) 18:48:39.85 ID:Gqx9SXLWo
私の精神が私から離れていくに従って、
時の経つスピードが加速していった気がする。
ぼんやりしているうちに澪は笑って
何かを差し出して、つられて私も笑ったりしていて、
ろくに選んだ覚えもない服や化粧を買い込んで、
どう、大人っぽい?って
聞いた澪のセンスに絶句したりして、
いろんなことが私の外側で急速に動いていくのを感じていた。
最初のうちは私の方が澪を引っ張って遊び歩いてみせたくせに、
今や澪に引きずられていて、
何も知らずに全力で楽しんでるあいつがうらやましく思えて、
そんな自分がますます嫌いになっていく。
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