過去ログ - エルフが奴隷に堕ちた理由を考えてみたりなど
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/06(土) 18:39:03.76 ID:uMu3uzQDo

 焚き火のそばに座りこみ、彼はため息をついた。
 それはもう何度目かもわからないものだったが今度のはいつもと違い具体的な暗さが伴っていた。

「どうしたの?」
 訊いてくるエルフに答える。
「……食料の残りが少ない」
 覗き込んだ背負い袋の中にはもう一日もつかどうかの僅かな干肉しかなかった。

 闇に沈んだ西の方を見やる。
 暗くて今はもう見えないが道はそちらの方に伸びていて、前に手に入れた情報によるとそろそろ町に着くはずだった。
 しかし夕方になっても町の影すら見えていなかった。



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