過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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167: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/09/07(日) 21:16:20.78 ID:mnqOCDlBo


「畜生……」

 その夜、播磨は携帯電話を睨みながら悩む。

 穂乃果や雷電相手なら、こんなに悩むこともないのだが相手はお嬢様だ。

(くそっ、んなこと気にしてどうすんだよ。ちっと礼をするだけじゃねェか)

 播磨は勇気を振り絞り、電話をかける。

 呼び出し音が鳴り、相手が出た。

『……はい』

 やや不安そうな声。

 だが間違いなく真姫の声だ。

「もしもし、西木野か? 播磨だけど」

『ど、どうされたんですか? 播磨先輩。電話で』

「ん? ああ」

 真姫と連絡を取る際は、いつもメールを使っていたのだ。こうして電話をかけたの

は初めてかもしれない。

「そのよ、明日の土曜日なんだけどよ。夕方時間あるか?」

『夕方ですか?』

「まあ、だいたい六時ごろかな」

『あると、思いますけど。また作曲の話ですか?』

「ああいや、そうじゃねェんだ。もちろんそれも関係あるんだけだよ」

『え? どういうことです』


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