過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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815: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/07(火) 19:47:24.40 ID:AiPFpAVso

「まあまあ、技術的なことはひとまず置いておいて、まずはそうですね、スクール

アイドルを結成した動機なんかを教えてもらえますか。聞くところによると、μ’s

は今年結成されたばかりの新鋭のSI(スクールアイドルの略)だと思うのですが」

「こういうことを言うと、真面目にSIやってる連中に怒られるかもしれねェが、

ほぼ思いつきに近いもんがあるな。ウチの学校は、その」

「音ノ木坂学院がどうしました?」

「ああ、音ノ木坂は近年の少子化で志望生徒数が減ってるんだ。このままでは、

生徒の新規募集を中止して、廃校になるかもしれねェって話も出ている」

「ほほう、それは……」

「だからそれを阻止するために、スクールアイドルで学校を盛り上げて廃校を防ごう

と考えたのが、今のウチのリーダーだ」

「高坂穂乃果さんですね」

「そうだな」

「少し話はズレますが、学校を盛り上げるのならば、別にSIである必要はなかった

のではありませんか?」

「まあ確かにそうだな。だけど、アイツは、高坂穂乃果は直感的にスクールアイドル

が、学校を盛り上げるのに最適だと思ったんだろうよ。別にウチは特別な学科がある

わけでもないし、スポーツが強いわけでもない」

「そうですか。それで、SIのチーム作りはどのようにはじめたのですか? 聞く

ところによると、播磨さんが一から立ち上げたと言われておりますが」

「まあ、そうだな。一応、顧問教師みたいなのはいるけれど、基本的に活動内容は

俺たちが自主的に決めている」

「それでラブライブの予備予選を突破するって、凄くないですかねえ」

「たまたま、運が良かっただけだろう。あと、即戦力になるメンバーが何人かいたのも

大きい」

「即戦力と言いますと」

「まず、バレエ経験のある絢瀬絵里かな。踊りの基礎ができてる。初期のメンバーだ

と、運動神経のいい園田海未。全体的に能力の高かった東條希と言ったところか」

「そういった即戦力となるメンバーがμ’sの予備予選突破の原動力になったとお考え

ですか?」

「いや、もちろんそれだけじゃねェと思うぜ。一年生の西木野真姫は、音楽の才能に

恵まれているし、同じ一年の星空凛や小泉花陽は、技術的にはまだまだだが、誰より

も努力している。そういった姿勢は重要だ。二年生の南ことりや、三年の矢澤にこ、

もちろんリーダーの高坂穂乃果もムードメーカーとして頑張っている」

「ムードメーカーですか」


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