過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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857: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/12(日) 20:22:52.99 ID:wl+HBWq5o


 大会前の簡単なミーティングを終えた穂乃果たちは、衣装検査のために更衣室へと

向った。

「さて、俺たちはしばらく暇になるのかね」

 伸びをしながら播磨は言う。

「何を言っているんだ拳児」

 しかし、そんな播磨に雷電は言った。

「あン? 受付も済ませたし、他になんかやることあったっけな」

「パフォーマンスの順番を決めるくじ引きに決まっているだろう。通常は、部長の

仕事だが、今回は顧問教員かSIPがやることになっている」

「はあ? そンなもん、今までなかったぞ」

「出演順はかなり重要になってくるから、公平を喫するために最終予選からは、公開

の場で抽選をやることにしている」

「マジかよ。つか、何で俺なんだ?」

「出場アイドル以外の代表と言ったらお前しかいないだろう。紙にもそう書いたし」

「あ、あの登録の時の『代表』ってそういう意味だったのかよ。くそっ」

「何を嫌がっているんだ」

「人前に出るのは苦手なんだよ。雷電、俺の代わりに出てくれねェか」

「そういうわけにもいかない」

「どうしてだよ。俺の顔なんて、そんなに知られてるわけもねェし、お前ェでもいいだろう」

 播磨がそんな話をしていると、カメラなど持った報道関係者らしき集団がこちらを見た。

(何だ? A−RISEでも見つけたか?)

 この時、まさか予備予選再開通過の自分たちが注目されていると、播磨は思わなかった。

 だが、

「あ! 播磨くんだ!」

 一人の男が叫ぶ。


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