過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
1- 20
864: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/12(日) 20:28:03.06 ID:wl+HBWq5o


 一方その頃、控室のモニターで抽選の様子を見ていた穂乃果たちは、

「きゃあああ、どうしようどうしよう! 一番最後だよ。こんなの初めてだよお」

「落ち着きなさい穂乃果」

 動揺しまくる穂乃果を止める海未。

「いいですか、確かに順序は重要かもしれませんが、一番重要なのは、いかに良い

パフォーマンスをするか、です」

 海未は人差し指を上に向けて言った。

 それはまるで、自分に言い聞かせるようにも見える。

「そうよ穂乃果。最初だろうが最後だろうが、自分のやれることを精一杯やる。それ

がアイドルってものでしょうが」

 にこは腕を組んだ状態で言う。

 しかし、あまり顔色が良くない。

 プレッシャーがあるからだろうか。

「大丈夫かなあかよちん」

「大丈夫だよ凛ちゃん。あんなに頑張ってきたんだから」

「……そうだよね。ねえ、真姫ちゃんも」

「あ、当たり前じゃない」

 互いに励まし合う一年生組。

 一方三年生の絵里と希は落ち着いていた。

 少なくとも、見た目は落ち着いているように思えた。

「高校最後のパフォーマンスが、一番最後にできるんやったら、それはそれでええん

やないかな」

 希はそう言って笑う。

「よしなさい希。縁起でもない」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
949Res/905.10 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice