過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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883: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/10/13(月) 21:48:06.89 ID:EsHgPiDqo

 この新井タカヒロという男は表情が豊かではあるけれど、なぜか言葉の真意が読み

取れない部分がある。

「あなたもこんな所でグズグズしていていいんですか? 他のチームのパフォーマンス

があるでしょう?」

「それはお互い様なんじゃないかな、播磨くん」

「まあ、そうッスけど」

「正直言えば、今回はμ’s以外は警戒していない、と言っても言い過ぎではないね」

「!?」

 慢心?

 いや、違う。

 このレベルのプロデューサーが油断するはずもない。

 だとしたら、プロとしての勘がそうさせているのか?

「いずれにせよ、楽しみにしているよ。じゃあ」

「失礼します」

 新井が去った後も、播磨はその場で茫然と立ち尽くしていた。

 プロデューサーの絶対的な自信。

 負けることなど一ミリも考えてはいない。

(もしそれが、その自信が突き崩されたとしたら……)

「うっし」

 播磨は覚悟を決める。


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