過去ログ - ラブ・ランブル! 〜播磨拳児と九人のスクールアイドル〜
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9: ◆4flDDxJ5pE[saga]
2014/08/31(日) 19:46:07.14 ID:UEjw3Gk2o

「あー、お腹すいた」

「そうだな」

 夕陽が赤く輝く。

 真冬も過ぎたので、もうずいぶんと日が長くなったと播磨は思った。

 と、不意に穂乃果が顔を上げる。

「ねえ播磨くん。今日、ウチで夕飯食べて行くでしょう?」

「はあ? なんだいきなり」

「作戦会議だよ。明日の会議に備えて予備会議を開こうと思って」

「ンなことして意味あんのかよ」

「だって、環境が変わればいいアイデアが生まれるかもしれないでしょう?」

「お袋さんに悪いんじゃねェのか?」

「そこは大丈夫、あなたが今日来ることはもうお母さんにメールしといたから」

「見切り発車かよ!」

「でも来るでしょう?」

「……まあな」

 小学校の頃などは、よく穂乃果の家に遊びに行き、そこで夕食を食べていた気がする。

 最近はあまりそういうのがなくなったから、随分と久しぶりだ。

「お母さん、播磨くんが来るってわかったら夕食に気合い入れてくれるから私も嬉しいんだ」

「そんな理由かよ」


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