過去ログ - 【艦これ】シンジ「僕が提督に?」
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34: ◆h5MWZ0TTlE[saga]
2014/09/23(火) 15:26:49.37 ID:mskjxkmwo
雑貨屋、KOREKANに到着した。
周りを見渡すと休日という事もあり店内は賑わっており、
客層は友人、カップル、家族連れ様々ではあるが男は少ない。
「これなんかどう?」
さっそく比叡がお気に入りを見つたらしく、僕に意見を求めてきた。
「デザインは良いと思うけど、少し口が大きいような気がする」
「うーん、確かに」
じゃあ、と比叡は次の商品を探しに行った。
入れ替わるようにして霧島さんがやってくる。
「シンジ、こちら如何ですか?」
「ちょっと小さいような」
「そうですか…返してきます」
「待った、霧島さんが気に入ったのならそれで良いと思うよ」
「それは…シンジの家に置く物ですし、ちゃんと気に入ってもらわないと」
申し訳なさそうにする霧島さん、やっぱり気を遣っていたか。生真面目な霧島さんらしい。
本当に気を遣ってくれなくても大丈夫なんだけどね。
近くにあったいかにもお子様向けのデザインのカップを霧島さんに薦める。
苺だとかピンク色のアイテムが散りばめられたデザインだ。
「気にしても良いのに、じゃあこれなんかどうかな?」
「こ、これですか」
「そうそう、デザインも可愛いし」
「か、可愛いですか」
霧島さんがこのカップで真面目に朝食をとる姿を想像してみる。
我慢していたけど、堪え切れず噴き出してしまった。
「ぷっ…ごめん、冗談だよ」
「か、からかったんですね! いいです、もう自分で選びます」
「あ、これどうかな?」
手に取ったのは、シンプルで落ち着いたデザインのマグカップだ。
ワンアクセントで可愛らしい熊のキャラクターが描かれていた。
「シンプルで良いと思うし、この熊とかも可愛いんじゃないかな」
「わ、悪くはないですね。候補として考えておきます」
「うん、色々あるしね。じっくり見て決めよう」
霧島さんが初めに持っていた商品を戻しつつ、他の商品を探し始めた。
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