過去ログ - ほむら「修学旅行に行くことになった」
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67:1[saga]
2014/09/18(木) 01:29:24.31 ID:3miy8tdZO
「あなたは何か勘違いをしているわね。 私が何か理由があって皆から距離を置いていると思っているなら改めなければいけない。私は昔からこういう性格で、他人のことなんて興味がないし、関わることがただ億劫なだけ。誰にどう思われようがそれに振り回されて生きることが馬鹿らしいの」

「……」

「わかってもらえたかしら? わかったら、もう私にかかわらないで欲しい」


大好きで、今にも泣きつきたい……そんな相手にここまで言えることに、ほむら自身が驚いていた。だけど側にいるとどうしょうもないぐらい愛おしいという気持ちと、それと等しいほどの不安が押し寄せてくる。その不安がこの言葉を押し出している。もし彼女と関わって永久に会う機会を失ってしまえば――。今度こそ自分は自分を保てなくなるだろう。

ほむらは席を立ち――そしてまどかに背を向けた。

その時、まどかはそっとつぶやいた。


「私の知ってるほむらちゃんは……」


胸の奥を強く、強くえぐられるような発言。それを聞き逃すことはできなかった。
ほむらはそれを敢えて言及することをせず、そそくさとその場から立ち去るだけだった。


まさか――まどか……あなたはもう既に?



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