過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」桃子「先は長いっすねぇ」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/09/02(火) 23:13:39.62 ID:t2HPLdpCo
桃子「ん」
お互いの距離を縮めるように
より密着するように、ギュッと力を籠め
俺は桃子を抱きしめた
桃子「ぇへへ……京さん、温かいっすね」
京太郎「熱くないか?」
桃子「熱いっすよ。でも、心地いい熱さっす」
京太郎「そう、か……」
俺の胸に顔を埋めた桃子の
うなじから漂ってくる、甘い香りに
ふわり、と体が軽くなったような気分になる
どのくらいそうしていただろう?
名残惜しむ様に、おずおずと離れた桃子は
夕陽に照らされて顔を真っ赤にしながら
桃子「……憶えててくれたんすね」
京太郎「うん……俺は桃子の恋人、だしな」
未だに口にするのは恥ずかしいが
それでも堪えつつハッキリと表明する
桃子の方もこそばゆいのか
モジモジと忙しなく小さく揺らしながら
プレゼント包装された小包を受け取る
桃子「昨日は、これを買いに行ってて……?」
京太郎「サプライズにしようと思ってさ。内緒で……」
京太郎「それでも、伝えるべきことをまず伝えなかったのは」
京太郎「俺が全面的に悪かった」
桃子「い、いいっすよ」
頭を下げると、半ば焦ったように
桃子の手がやんわりと肩にかかった
桃子「まさか、憶えてくれてるなんて思ってなくて」
桃子「詰問するようなことして、こっちも悪かったっすよ」
桃子「それに――」
顔を上げれば、何か躊躇うような様子の桃子と視線がぶつかる
京太郎「それに?」
桃子「……ちょっと連絡がなかったくらいで、不機嫌になったりして」
桃子「メンドクサイ女だなって、思われるようなことしたっすから……」
京太郎「あ、いやー……」
それは謝るに及ばないと言いますか
寧ろそのくらいはご褒美と言いますか
嗚呼、なんとも説明しがたい男の性よ……
1.そのくらい普通じゃないか?
2.そっちの方が、いいと思うぞ
3.おう、今度から気を付けろよ
4.自由安価
安価↓2
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