過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「俺は一番になりたい」桃子「先は長いっすねぇ」【安価】
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◆uyhWeNAxHY
[saga]
2014/09/17(水) 00:57:05.36 ID:Hnx2EKXio
京太郎「どうですか? 覚悟するってのはこういうことなんですよ」
「そ、それはっ……でもっ……!」
京太郎「ふっ」
どうにもできず俯いて立ち尽くす女の子を尻目に
どうにか上手く言いくるめて
満足感が満たされた俺は一息吐いて立ち去る
ちゃんちゃらおかしい
彼女は――その程度で俺に謝罪しようとしていたのか
全く舐められたものだ
どうで取り敢えず謝って自分が悪いことにしておけば
その後に面倒事を抱え込まずに済むなんて
浅はかな考えからの行動だったのだろう
相手が悪かったな
「――待ちや」
京太郎「……!?」
鋭く言い放たれた女の子の声に俺はゾワリと背筋が震えあがる
この期に及んで何を――そう言いかえそうとした口はしかし
女の子の泣き腫らした真っ赤な顔で形を成さず
「うちにだって、そんくらい覚悟はある!」
京太郎「なっ……!?」
絶句した、割と本気で絶句した
握りしめた拳を膝に叩き付け
先程の俺と同じように地面に膝を付けると
今度は拳を開いて両手を地面に着き――
京太郎「だァ―――ッ!」
そこから先は……やらせるかよ!
俺は女の子の肩を引っ掴むと顔を上げさせる
勢いが強すぎたのか、ひっと小さく悲鳴を漏らし
女の子は俺の目を見ると、唇を震わせて
「う、うぁ……うぅぅううううう……」
静かに両目に溜まった涙を決壊させた
京太郎「えっ、あっちょっ、その……!」
ぺたりと所謂女の子座りになった女の子は
俺に肩を掴まれたまま涙を流す
ここが長野だったら問題はないが
実際は東京である。周りの視線が気になって仕方なく
もしもの場合白と黒のツートンサイレンカーの
お世話になることも想定される
最悪なのは、女の子が制服って点だ
俺は急いで辺りを見渡して
こちらに関心を持ってるだろう人が
いないことを確認すると、愚図る女の子を立たせて
この場所から急いで離脱する
勿論、わんわん泣きわめく女の子を放ってもおけず
彼女の肩を抱いての移動となった
……いやこれ、どうなっちゃうの、オレェ!!?
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