過去ログ - にこ「夢を諦めたスクールアイドル」
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872: ◆GKcmsITYJ1lx[saga]
2015/02/22(日) 07:41:16.67 ID:Dc9AONNA0
――某中学校 ぱなよ
「も〜! 小泉さんってば意地悪なんだから〜」
「本当に。もっと早く本気出して、その美声を披露してくれてれば校内音楽会でもソロパート入れて金賞目指せたのに」
873: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:41:46.90 ID:Dc9AONNA0
「そういえば小泉さんってUTX行くんだよね?」
「もしかして将来のA-RISEのメンバーの座を狙ってるとか!?」
「うーん、でも小泉さんって一般でしょ? 現実的に芸能科じゃないと厳しいんじゃないかしら?」
874: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:42:23.98 ID:Dc9AONNA0
「はいはい。あんたは偉い偉い」
「人を言い訳に上手く使える最低の人材だわ」
「ここは三人が褒めた後に一気に落とすのが定石でしょ! いきなり二人目で落としてるんじゃない!」
875: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:42:54.70 ID:Dc9AONNA0
「懐かしむのはいつでも出来るけど、思い出を作るのは今しか出来ないし」
「私も当然参加するわ」
花陽「あ、ごめんね。私ちょっとトレーニングが」
876: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:43:33.62 ID:Dc9AONNA0
凛「……そっか、それなら仕方ないね」
花陽「このレッスンはお母さんが見つけてきて、私なんてまだまだ全然なのに」
凛「かよちんならレッスンの先生を超越しちゃうよ!」
877: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:44:11.63 ID:Dc9AONNA0
◆春、出逢いの季節 〜音ノ木坂〜◆
――三年目 春 部室
絵里「新入生は今日も来ず、かしらね」
878: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:44:42.96 ID:Dc9AONNA0
にこ「私は半妖怪かっての!」
穂乃果「下駄じゃなくて自分の一部をざっくりと飛ばしてる時点で半妖怪以上に妖怪だよねぇ」
あんじゅ「名付けて妖怪《和毛娘》だね!」
879: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:45:13.37 ID:Dc9AONNA0
絵里「流石にそれは邪推よ。そもそもね、私達三年生組はラブライブの開催時期が発表される前に想定していたの」
絵里「考えてもみなさい。東京にはUTXだけでなく、有名校が多くあるスクールアイドル激戦区なのよ?」
絵里「設備の揃ってない上に、言葉悪いけど一発屋的なグループに所属する為だけに音ノ木坂を受験する方が奇特よ」
880: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:45:46.35 ID:Dc9AONNA0
絵里「以前は大吉でも、次は大凶が出るかもしれないじゃない。直せる弱点は直した方が賢明よ」
海未「……精進します」
絵里「その堅実さは文句なく海未の魅力よ」
881: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:46:18.67 ID:Dc9AONNA0
穂乃果「でもほらっ、今から新入生の子が尋ねてくるかもだし」
にこ「待つのは昨日で最後って言ったでしょ。海未と穂乃果がどうしてもっていうから特別に待ったんだからもう充分でしょ」
絵里「にこの言うとおりね。どうやって予選を突破するのか、練習しながら考えた方が効率的よ」
882: ◆GKcmsITYJ1lx[saga sage]
2015/02/22(日) 07:46:49.58 ID:Dc9AONNA0
にこ「やれやれ。穂乃果は元気ねぇ」
あんじゅ「それが穂乃果ちゃんの最大の魅力だから」
絵里「穂乃果の気持ちも分かるけどね。期待させたくないからああ言ったけど」
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