過去ログ - 希「死なんといてね、ことりちゃん」ことり「知らないの?…私は死なない」
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262: ◆Qe7X7xrNvI[saga]
2014/09/28(日) 15:39:59.85 ID:VJK9pGh2o
真姫「…けれど、読めなかった」

真姫「真実を知ってしまうのが、…なぜか、怖くて」

希「…無理もないよ。それだけ真姫ちゃんにとっては、重い譜面なんやもの」

真姫「希…」

希「ふふ、まずはスカーレット・プリンセスからや。ね、だから律子さ…」

希「あれ…?」

ことり「…っ!しまった…」

凛「律子さんが座ってたはずの場所に…、いないっ!」

ことり「追うよっ!」

希「うんっ!!」ダッ!!

絵里「わ、私もっ…!」ダダッ


凛「さ、さすが行動力の女だにゃ…」

真姫「私も、怖がってる場合じゃないわ…」

真姫「…読むわ。私の楽譜を」




UTXプロダクション 社長室


ツバサ「…」


律子「…社長。お聞きしたいことがあります」

ツバサ「…」

律子「あなたは…」

ツバサ「見てごらん、秋月さん。このガラスの向こうの景色」

ツバサ「蟻のように無数の人間が蔓延って、誰もがその人生を生き、そして死へと向かっている」

ツバサ「これまであらゆる生物が絶滅を繰り返してきたように、人類もまた、このまま行けば破滅の道をたどるわ」

ツバサ「だけど、人類が未来永劫、地球に生き残る種となる夢が、とうとう実現するの」

ツバサ「地球とひとつになるのよ。フフフフフフ…」

律子「うっ…」

ツバサ「…その手に持ってる箱は、その為に必要なものなの」

ツバサ「さ、私に…」


希「渡したあかんっ!律子さんっ」


ツバサ「あら、また会ったわね。ここで会うのは初めてかしら」

ツバサ「そっちはあの人…、シュラウドの操り人形さん、かな?」

ことり「黙って。…そう簡単にあなたの思い通りにはさせない」

希「そうや。この街の涙はうちらが拭う!」


ツバサ「へぇ…」キッ


希「…っ!!?ぁっ…、ふぁっ…!?」ガクガク…

ことり「ど、どうしたの希ちゃん…?」

希「わ、わからへん…。急に身体に震えが…!」ガクガク…


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