過去ログ - 津田タカトシ「第2回女子会をやってきたんですか?」
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8: ◆WO7BVrJPw2[saga]
2014/09/05(金) 22:59:46.11 ID:yvTw1uG9o

ウオミ「ではシノっち」

シノ 「そ、そうだな…… 私は……」

シノ 「うーん…… こ、この際、男女間の交際禁止という規則は置いといてだな」

シノ 「となったら、学校の…… せ、生徒会室とかで……」

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生徒会室には二人しかいなかった。
他のメンバーの用事が重なって、こうなってしまう時もあるものだ。
仕事が忙しくない時期だったのが幸いではあるが。
いつもの他愛ない話をつづけながら、私は過去資料を彼に渡し、一つ頼みごとをした。

「すまないが、これを棚に戻してくれないか」

それ自体は何事もないことである。
ただ保管場所が、私には椅子を使わないと届かない程度に高いことと、彼の背ならば届くことが理由だった。

「ああ、はい」

彼もそれに応じて資料を受け取った。
棚の横で立ちながら、彼が資料を戻すためのスペースを譲る。
彼はこともなげに資料を棚に戻していく。
私との背の差は頭半分ほどだろうか。大きな差ではないと思うが、届く届かないという差は確かにあるのだ。

「背が高いとやはり便利だな」

「あはは、多少は」

そういってにこやかに笑う。
その表情を見ると、ついこんなことを口走ってしまう。

「大きいといろいろな所まで届くものな。子宮とか」

「ん!? いまどこから背の話じゃなくなった」



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