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2014/09/07(日) 00:42:39.95 ID:2zcbU8jkO
向日葵「私は確かに、櫻子のことが気になって仕方ないんです。いつも無意識に櫻子のことを考えてしまっている……」
向日葵「今だって、レシピの本を読みながらあの子の好きそうなものを自然と追ってしまっているし、私が少し落ち着きがないのは、櫻子が私以外の友達と遊んでいるから……」
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2014/09/07(日) 00:44:24.08 ID:2zcbU8jkO
キツネ「向日葵がこれだけ櫻子のことを考えてるんだもの。櫻子だってきっと、向日葵のことを考えてくれてると思うな」
向日葵「そ、そうでしょうか……///」
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2014/09/07(日) 00:45:18.90 ID:2zcbU8jkO
キツネ「今開いてるページの料理、私も好きだよ」
向日葵「えっ、今開いてるページ……?」
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2014/09/07(日) 00:46:30.15 ID:2zcbU8jkO
向日葵「……あら?」
椅子に座り直すと、開いてあるページにメモが挟んであった。
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2014/09/07(日) 00:47:38.48 ID:2zcbU8jkO
〜
向日葵「ただいま帰りましたわ」
楓「おねえちゃんおかえりなの!」
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2014/09/07(日) 00:49:16.19 ID:2zcbU8jkO
机の上には、「おみやげです。」とだけ書かれたメモと一緒に、可愛いカチューシャが置かれていた。
向日葵「わぁ……///」
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2014/09/07(日) 00:50:14.77 ID:2zcbU8jkO
〜
花子「あっ、ひま姉」
向日葵「こんばんは花子ちゃん。櫻子います?」
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2014/09/07(日) 00:52:24.77 ID:2zcbU8jkO
コンコン
撫子「はーい?……あ、ひま子!」
「えっ!?」
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2014/09/07(日) 00:53:25.96 ID:2zcbU8jkO
向日葵「撫子さんが言うなら仕方ありませんわね。今日は勘弁してあげますわ」
撫子「ありがとね」
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2014/09/07(日) 00:54:17.03 ID:2zcbU8jkO
櫻子「…………行ったかな」
撫子「ふーん、どうやら上手くいってるみたいだね」
櫻子「ま、まーね」
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2014/09/07(日) 00:55:04.14 ID:2zcbU8jkO
〜
それから幾度か、キツネと話す日々は続いた。
私が一人のときにどこからともなく現れて、少しだけお話をすると、風とともにいなくなる。
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