過去ログ - モバマス竹取物語
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:05:01.62 ID:xO2uA2t90
ある日、屋敷の柱に燕の巣が出来たという知らせが入ったので、
中納言は家来にはしごを持たせて燕の巣を見に行きました。


はしごを掛け、中納言自ら巣を覗きます。
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:05:36.92 ID:xO2uA2t90
この事件から、期待はずれな物事を


『貝無し(甲斐無し)』

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:06:25.07 ID:xO2uA2t90
ある日、病床で苦しむ中納言の下に、かぐや姫から見舞いの歌が送られてきました。


『年を経て 波立ち寄らぬ 住の江の まつかひなしと 聞くはまことか』

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:07:13.00 ID:xO2uA2t90
これを聞いた中納言は


『かひはかく ありけるものを わび果てて 死ぬる命を すくひやはせぬ』

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:08:03.21 ID:xO2uA2t90
これを聞いたかぐや姫は可哀相に思ったので、少しうれしいことを


『貝有り(甲斐有り)』

以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:09:02.84 ID:xO2uA2t90

五人の求婚者が悉く返り討ちに遭ったという噂は、
都の帝の下にも聞こえてきました。
帝は何としても妃に迎えたいと切望しましたが、
かぐや姫は首を横に振るばかり。
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:09:52.18 ID:xO2uA2t90
心配したお爺さんが、月を見ながら泣いている訳を聞くと


菜々「今まで何度も言いましたが、菜々は人間ではありません。
   ウサミン星で罪を犯したため、その償いとしてこの世に流されたのです。
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:10:39.98 ID:xO2uA2t90
これを聞いたお爺さんはひどく驚き、帝へ報告しました。

帝はそれならばと、信頼する武官に兵をあずけ、
かぐや姫の屋敷の防備を固めました。


40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:11:27.14 ID:xO2uA2t90
そして、八月十五日の夜。


天から光が降り注ぎ、あたりは昼間のように明るくなりました。

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/07(日) 02:12:38.68 ID:xO2uA2t90
天人「さあ、かぐや姫。はやくこちらに来なさい」

菜々「ちひろさん……」

爺「待ってくだされ! 菜々はわしらが大事に育てた娘なんじゃ。
以下略



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