133: ◆2EWtVjNbB.K/[sage saga]
2014/12/04(木) 00:46:09.01 ID:ZjZ8jrEPo
執務室では提督が一人で書類を片付け終えた所だった。
書類の山が一つとなり、それら全てにペンと判がつけられたものとなっている。
「ふぅ……今日の所はここまでだな」
執務を終えて嘆息した提督は肩に手を当て首をコキコキと鳴らす。
今日やらねばならぬ作業を終えたという解放感から
吐き出した息と共に力を抜いて椅子へ大きくもたれかかる。
日が傾き始め空が赤い。あと暫くもすれば夕食の時間だろう。
後は何をしようか……。
執務室は日差しが当たり、室内にオレンジ色の装飾を施す。
椅子越しに感じる暖かさは仕事を終わらせた提督の体を労わるように温もりを与える。
今日は色々あったが、それでも無事に一日を過ごせたようだ。
ゆっくりと目を閉じ今日の出来事を少しばかり振り返ろうと夢想する。
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