過去ログ - P「ゲームの世界に飛ばされた」2
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874: ◆bjtPFp8neU[saga]
2015/01/18(日) 19:51:33.18 ID:Tk6xAV0nO
地上世界 アガルトの村 上空

店主「………婆さん。その話、本当なのか?」

老婆「あたしゃ、見聞きした事をそのまま話しただけだ」

老婆「信じるか信じないかは、あんた次第。違うかい?」

店主「………」

ものまね士「……いきなり『魔物が攻めて来た。あんたの村も、おそらく無事ではすまないだろう』なんて言われて、信じろっていう方が無理だと思います!」

老婆「そうだろうな。だが、変に包み隠して話すよりは、ありのままを伝えた方が、後で受けるダメージは少なく済むと思うがね?」

ものまね士「そ、そんな言い方……!」



律子「お婆さん、あなたの考えには賛同しますけど、事が事なので、もう少し相手を想った言い方があると思いますよ?」

老婆「……ふん。時代遅れの暗黒騎士が偉そうに……」

律子「ぐ……!す、好きでやってるわけじゃないですからっ!」

響「律子もばあちゃんも、落ち着くさー!」

響「今は、言い争ってる場合じゃないぞ!」

貴音「響の言う通りです。まずは、まだ魔物の手に落ちていないという城を目指し、皆の安全を確保する事が最優先かと」

貴音「話し合いは、後でもできます」

律子「………」

律子「そうね……お婆さん、生意気な口を聞いてごめんなさい」ペコリ

老婆「……へぇ、ずいぶん簡単に折れるんだねぇ」

老婆「あたしの見立てじゃ、眼鏡、あんたはもっと自分に自信を持っていると思ったんだが……」

律子「そ、そんな事は今は関係ないです!」

老婆「そうか。すまなかったね」

老婆(……眼鏡の暗黒騎士……何か自信を無くすような事があったのか?)

老婆(……っと、あたしが詮索する事じゃないか)






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