19:1 ◆UmYVjzRbH.[saga]
2014/09/09(火) 16:16:31.70 ID:/kVcz1DBO
門から飛び出すと誰かの姿が見えました。
あっいつもの朝の女の子だ!
「あれ?犬君。どうしたの外に出て?」
大変なんです、ご主人が…ご主人が。
失礼とは思いましたがスカートの裾を咥えて
うちの門の中に引っ張ろうとしました。
「ちょっと、やめて犬君。どうしたの君がそんなになるって?」
大変なんです、来て下さい。あぁこんな時に人間の言葉が話せれば…。
「ワン!ワン!」
やっぱり通じませんか…。
お願いです来て下さい(泣)
「ん?何かあったの?コッチにこいって事?」
そうです!通じました!コッチです。
ご主人を助けて下さい!
女の子を引き連れて家の中に駆け込みます。
ご主人はまだ庭に倒れてます。
しっかり!ご主人!
「あっ飼い主さん!大丈夫ですか?
救急車呼びますね、ちょっと待って下さい」
そう言うとバックの中から携帯電話を取り出し、
電話してくれました。
「はい、はい、そうです本町通りの
飼い主さんの家です。
急いで下さい、お願いします。」
電話をすると、女の子はご主人の脇で
ずっと声を掛けてくれてます。
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