過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
↓
1-
覧
板
20
15
:
大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/09/09(火) 23:29:26.42 ID:IofoYOjT0
――――――
―――――
――――
アルラ・プリエステス「初めまして、アルラ・プリエステスと申します」
「魔王アリスフィーズ14世の御代より、この地を預かっております」
ルカ「は、はい……」
引き合わされたのは、意外に小柄なアルラウネだった。
しかし植物系モンスターのリーダーだけあり、内に秘めた魔力は強そうだ。
アルラ・プリエステス「この二人の危機を救って下さり、ありがとうございました」
「また、昆虫族の三匹を撃退した腕前に感嘆しております」
「これまでの熾烈な戦いにより、傷つき倒れる者が多くなりました」
「今は一人でも多く、共に戦う仲間がほしいのです……」
ルカ「……だから、僕に剣を振るえと?」
「魔物同士が傷つけ合うのに荷担しろと?」
そんなのは、真の勇者のやるべき事ではないはずだ。
アルラ・プリエステス「……この村は、十年ほど前までは平和でした」
「我々植物族と昆虫族は、習性は違えど助け合いながら暮らしていたのです」
「しかし…… 昆虫族の女王クィーン・ビーは、我々植物族を弾圧し始めた」
「彼女達は極めて残忍であり、穏和な我々に暴虐の限りを尽くしたのです」
「当初は、戦闘に長けた昆虫族が一方的に我々を虐殺……」
「その力の前に、老若を問わず多くの血が流されました」
ルカ「そんな…… ひどい……」
アルラ・プリエステス「このまま滅ぶか、抵抗するかの選択を突き付けられ……」
「……そして我々は、戦いの道を選びました」
「カナン姉妹という異国の植物族傭兵にも力を借り、なんとか対等に戦えるまでになったのです」
アルラ・ルーティー「そういやプリエステス、カナン姉妹はどうしたんだ?」
アルラ・プリエステス「二日前の激戦以来、彼女達は体を休めておられますよ」
「あの方達は戦闘に長け、戦いの腕前ならば私よりも上」
「これからの戦いに備え、英気を養ってもらわなければなりません」
どうやらカナン姉妹という傭兵は、植物族における戦力の要らしい。
アルラ・プリエステス「さて、話を元に戻しましょう」
「カナン姉妹の力もあり、我々は今のところ互角に戦えています」
「しかし我々の誰一人として、戦いに喜びを感じている者はおりません」
「昆虫族の暴虐がなければ、我々もただちに矛を収めるつもりでいるのです」
ルカ「そうなんですか……」
アルラ・プリエステス「どうか我々に味方し、共に戦っては頂けないでしょうか」
ルカ「……でも、戦い以外の方法はないんですか?」
「もう一度、話し合いとか……」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/656.07 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有] -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1410173936/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice