過去ログ - [安価]アルマエルマ「ふふっ…… もんむす・くえすと♪」偽勇者「……5」[コンマ有]
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大阪|・ω・)<
◆l7chYPXUGs
[saga]
2014/09/10(水) 01:00:18.97 ID:/d9jCacp0
アルラ・プリエステス「ご健闘をお祈りします」
「どうか、我々に勝利を……」
ルカ「ええ、任せて下さい!」
こうして僕は、セクトの森へと向かったのである―――
◆
アリス「……ドアホめ、うまく丸め込まれおって」
アルラウネ達の目がなくなってから、アリスはようやく姿を現した。
ルカ「……別に、丸め込まれはしていないさ」
「自分の意志で、アルラウネ達に力を貸そうと決めたんだよ」
アリス「ドアホめ……」
ルカ「なぁ、アリス」
「魔王の力で、こんな争いを止めさせられないのか?」
アリス「プランセクトは先々代の魔王により、プリエステスとクィーン・ビーに分割統治が任された地」
「その領主達が共に戦いを選択している以上、要請がなければ魔王の出る余地はないのだ」
ルカ「そこを、魔王の権力で強引に調停するとか……」
アリス「魔王とは、決して専制君主であるべきではない」
「要請もないのに調停を行うなど、立派な内政干渉だと余は考える」
「そして、頭ごなしの仲裁など何の意味もない」
「その時は魔王の顔色を伺って矛を収めても、すぐに元の木阿弥だ」
「両者が心から戦いを終わらせようとしない限り、外部の仲裁など意味を持たんのだ」
ルカ「だからって、放っておくっていうのか……?」
「同じ魔物が、無益に争ってるんだぞ……?」
アリス「……放っておくしかなかろう、両者が争いを望むのなら」
「世の中には、無配慮な和平が平和を破滅させる例もあるのだ」
ルカ「そう言われてもなぁ……」
アリスも、色々と面倒な立場である事は僕にも理解できる。
だが、こんな争いを放置しておくのも―――
アリス「……問答はここまでだ」
「そろそろセクトの森近く―――」
ルカ「……どうしたんだ?」
アリスが驚倒な顔して森の一点を見つめていた。
その一点は―――森の木々が荒らされ、植物族や昆虫族の魔物達があちこちに倒れているのであった。
倒れている魔物達をよく見ると、体の一部が凍り付いていたり、焦げ付いていたりしていた。
その光景に、ただ黙って立ち尽くすしかなかった―――
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