過去ログ - 真姫?「ニャー」
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241: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:22:35.29 ID:HKGW2o9zo
まき「でも決まって言えることはあるの」

真姫「決まって…言えること?」

まき「私達はこの城についた瞬間から記憶をする事が始まる」
以下略



242: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:23:11.90 ID:HKGW2o9zo
真姫「ところで、あなた以外のクローンはどこにいるの?」

まき「この城の中にほとんどがいるわよ」

真姫「そう…例えばどんなのがいるの?」
以下略



243: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:23:56.25 ID:HKGW2o9zo
「あなたはある家に閉じ込められました」

「その家から出ることは許されない」

「与えられるのは食料と暇をつぶす為の遊具のみ、周りには自分と同じ姿をした同じ境遇の者がいます」
以下略



244: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:24:27.43 ID:HKGW2o9zo
真姫「………オリジナルと入れ替わりたい、かしら」

まき「その通りよ」

真姫「つまりそう思っている別の私がいるってこと?」
以下略



245: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:25:18.48 ID:HKGW2o9zo
まき「ただ私からのアドバイスとしてはいますぐここを…」

私のクローンがそう言いかけた途端、背後のエレベーターが空に向かってのぼっていく。
『来客』のようだ。

以下略



246: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:26:31.14 ID:HKGW2o9zo
暖炉と燭台に火が灯る。
連れてこられたのはいわゆる食堂と言われる部屋だろう。
私自身お城なんかに入った事なんてないし、部屋の構造なんかなおさら知るわけが無い。

まき「たぶんこの部屋には来ないはずよ」
以下略



247: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:28:02.41 ID:HKGW2o9zo
まき「ねぇ?」

真姫「………」

まき「ねぇってば」
以下略



248: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:28:28.41 ID:HKGW2o9zo
真姫「からかってるの?」

まき「まさか?」

まき「なにか心当たりはない?そういう機械とかに 」
以下略



249: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:29:32.92 ID:HKGW2o9zo
真姫「そうだ…なら早く調べなきゃ…」

まき「あら?帰るの?」

私の考えが正しければ明日私はここに来たら…
以下略



250: ◆lzM7T65Vr2[saga]
2015/01/04(日) 06:30:06.57 ID:HKGW2o9zo
エレベーターのある部屋まで彼女に案内してもらった。
その部屋に既にパパはいなかった。

真姫「じゃあ…行くから」

以下略



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