過去ログ - 八幡「やはり俺の世にも奇妙な物語はまちがっている」いろは「特別編ですよ、先輩!」
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863: ◆.6GznXWe75C2[saga]
2014/10/31(金) 21:37:46.34 ID:B4EYcr5Go
『……あなたのやり方、嫌いだわ』

『ああいうの、やだ』

『馴れ合いなんて、私もあなたも一番嫌うものだったのにね……』

『今度はね、あたしたちが頑張るの。今までずっとヒッキーに頼ってきたんだって気づいたから』

『わかるものだとばかり、思っていたのね……』

『……罪悪感って消えないよ』

『言ってくれなきゃわかんないことだって、あるよ』

『……私には、わからない』

『あたしだって、全然わかんない。でも、わかんないで終わらせたらダメなんだよ!』

『あなたの依頼、受けるわ』

『あたしも、手伝う……』

『いつか、私を助けてね』



『……さよなら』



『バイバイ、ヒッキー』



最後に頭に浮かんだのは、あの日、涙でボロボロになった二人の顔だった。






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