5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 04:47:12.88 ID:xJ/EUPVro
彼女は本田未央。15才で12月1日生まれ。趣味はショッピング。
未央ちゃんは私たちよりダンス圧倒的だもんねぇ。
「おっ! おはようしまむー!」
6:2chmateの調子が悪いのでこっちから[saga]
2014/09/11(木) 04:49:00.19 ID:xJ/EUPVr0
「ありゃもうこんな時間だ」
どうしたの未央ちゃん?
「いやねー、しまむーが来る前にしぶりんてば新しいステップ覚えてびっくりさせてやるんだって言ってたんだけどねー」
7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 04:49:54.16 ID:xJ/EUPVr0
「新曲"We're the friends!"への気持ちをお聞かせもらえますか?」
「そうですねーーー………」
曲の感想みたいなのを聞かれたらたいてい凛ちゃんが答えることになっている。私たち3人はニュージェネレーションというユニットを組んでいるのだが、この中で曲への理解が一番深いのは凛ちゃんであるから。盛り上がるところだとかここの歌詞を聞いてほしい! みたいな強調のアピールはほとんど未央ちゃん。持ち前の明るさからたくさんの共感が生まれる。
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 04:50:43.61 ID:xJ/EUPVr0
先頭になって何かをしてもらう役、もちろんほとんどチュートリアルが終わったらゲームオーバーで交代。みたいな立ち回りがきっとやりやすいのだろう。少なくともニュージェネレーションでクイズ番組や体を張った行為をする番組に出た際は9割私が先頭だから。
いつもの笑顔を顔に貼り付けて。
9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 04:53:10.29 ID:xJ/EUPVr0
午後になって凛ちゃんと未央ちゃんは学校に行った。私はテスト期間中でお休み。アイドル活動も大事だけどもちろん学業も大事にするのがシンデレラプロダクションだ。幼稚園から大学生、さらには30代のお姉様までいるはともかくプロデューサーさんが一体どこからアイドルたちを誘ってくるのかは不思議である。
「ほら杏ちゃ〜ん、飴あげるからお仕事行こうにぃ?」
「うーーー……あ、ほらきらり先に行っててよ、杏あとから行くからさ」
10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2014/09/11(木) 04:59:55.18 ID:xJ/EUPVr0
杏ちゃんにきらりちゃん、こんにちは。また杏ちゃんお仕事サボろうとしてるの?
「卯月ちゃんおっすー☆ もー杏ちゃんてば、ぴーちゃん困っちゃうにぃ」
この人数をプロデュースしながら体調を崩したこともないお休みしたこともないプロデューサーさんが困ることのほうが見てみたい気もする。イベントに出てはアイドルたちの新しい衣装を勝ち取ってきたり定期的に新アイドルを見つけてきたり。
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 05:00:50.39 ID:xJ/EUPVr0
事務所の向かいにあるハンバーガー屋さんに来た。夕方からトレーニングだし食べておかないともたないから。
「だーーーかーーーらーーー、なんでお前は食べられないのに注文するんだ」
「食べたかったんだもん」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 05:01:34.30 ID:xJ/EUPVr0
「ちょうど良かった、ほら加蓮が残したポテトあるんだけど食べないか? こいつ食えないくせにでかいサイズ頼みやがってさ」
「食べれるかなーって思ったの!」
北条加蓮ちゃんと神谷奈緒ちゃん。彼女たちは凛ちゃんとトライアドプリムスというユニットを組んでいる。歌唱力とビジュアルで男性だけじゃなく女性にも大人気だ。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 05:08:30.23 ID:xJ/EUPVr0
黒の支配者よ、生命の源を授けよう。
「太陽姫! 流石は賢者よお見通しと言う訳か。ふっ、この場は礼を言おう……。あ、ありがとう卯月さんっ」
「蘭子ちゃんトレーニングお疲れ様。スポーツドリンクだけどね、あげるよ」
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 05:12:46.88 ID:xJ/EUPVr0
渋谷凛。ーーー歩みを止めない覚悟。
本田未央。ーーーどこまでも自分自身でいる覚悟。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 05:17:19.63 ID:xJ/EUPVr0
たとえばアイドルデビューしてから1年ちょっと、ほとんど報われないような生活をしてたのにプロデューサーさんはずっと応援しててくれた。このアイドル戦国時代、きっと1年でやめてしまった、やめさせられてしまった子たちも間違いなくいたはずでそんな中、なかなか芽が出なくても懸命にプロデュースをしてくれたプロデューサーさんが好きだとか。
小さい頃から憧れていたアイドルという職業。その一歩目としてかけたこの事務所への電話はよく覚えている。
「卯月さんはどんなアイドルになりたい?」
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