過去ログ - 悪魔のリドル 柩「ダチュラ時代から今のお話」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/11(木) 18:04:32.31 ID:hM/TqioSO
本編終了後という序章


柩「はいリンゴ剥けましたよ」

千足「ありがとう、柩」

柩「………」

千足「………」

柩「あのっ」

千足「なんだ?」

柩「ぼくの話を聞いてもらっていいですか?」

千足「急にどうしたんだ?」

柩「ずっと話たかったんです…でもそのためにはエンゼルトランペットとして貴女に裁かれてからでないと卑怯な気がして…」

千足「……」

柩「実のところ自分の過去を話せば同情した千足さんがぼくを受け入れてくれるかもしれないとか考えた事もあります…でも千足さんへの気持ちだけは…この初恋だけは裏切りたくなかった…」

千足「…っ!そうか!君も名無しだったのか!?」

柩「そうです、最下級エージェント名無し…コードネームどころか本当に名前もなくただ番号で管理される存在…ぼくの本名は被検体No.205、桐ヶ谷柩は黒組に来る前に先輩につけてもらった偽名にすぎません」

千足「だから彼らは名を得るために死んでくれと…本当に名前が欲しかったんだな…」

柩「千足さんはエンゼルトランペットを狙って何人か名無しを斬ってましたからね、本部からは貴女を殺すだけで上級エージェントに昇格させるとエサをばらまいてました」

千足「私も追われる側だったのか…皮肉な話だ」

柩「もっとも千足さんが出会った敵は皆殺しにしてましたから、エンゼルトランペットが黒組に参加するという情報を流して食いついてきて初めて貴女という存在に気づいたみたいです」


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