過去ログ - 小鳥「特別でもなんでもない日」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/12(金) 13:02:35.85 ID:m9BGDIDx0

小鳥「…ふふ、ありがとうございます。そう言ってくれるだけでもうれしいですよ。」

ありがとうねプロデューサーさん。プロデューサーさんはやさしいn
P「だから、いいですって」

…へ?いや、だからありがとうございます気持ちはうれしいですって。

小鳥「ごめんなさい、気を遣わせちゃって」

…うれしいんですけど、あの、その辺で切ってくれなきゃ笑い飛ばせないじゃないですか。
段々とうれしい気持ちがしぼんでく。

P「…音無さん、付き合いましょうよ」

ちょ、ちょっと…お世辞とはいえ、そんな言葉まで出さないでくださいよ!
そんなこと言ったって…プロデューサーさんはお酒入ってるし…
…どうせ明日には忘れるんでしょ?

小鳥「…プロデューサーさん、いい加減にしてくれませんか?」

ちょっと強く言ってしまった気がする。でも、もう正直この話題には触れないでほs
P「それは、こっちのセリフですよ!」

プロデューサーさんは怒ったような声をだした。
予想外だった。「す、すいません…」とでも苦笑いするかなと思っていたから。
周りの人たちも一瞬びくっとした様子でこちらを見ている。恥ずかしい。

小鳥「え、ちょ、Pさん?」

P「…確かにお酒は飲んでますけど、ちゃんと自分の意志で答えているつもりですよ。」

すぐに声を下げて、プロデューサーさんが話を続けた。

P「なのにさっきから、全然ちゃんと聞いてくれないし…」

P「そもそも、さっきから何ですか。自分の事をダメだ駄目だって言い続けて…」

小鳥「…」

そりゃ、愚痴ばっかり聞くのなんて面白くないですよね…やっぱ愚痴ったの悪かったなぁ…
今になって後悔してる。

P「僕は…僕は悲しいです」

小鳥「悲しい?」

P「悲しいですよ!」

…そりゃそうよね。
誕生日祝ってもらえないことをすねた挙句今祝おうとしてくれてる人にこんな愚痴って…

P「…悲しいですよ…僕は… … …」

…話している途中でプロデューサーさんがうつむいてしまった。

小鳥「…だ、大丈夫?Pさ…」

『さん』を言い切る前にプロデューサーさんは立ち上がった。
相変わらずうつむいて、顔は見せないようにしてる。

P「…ごめんなさい、頭がなんかちゃんと回ってないみたいです。」

P「お代、置いておきます。…ごめんなさい」

そういってPさんはお金だけ置いて店を出ていってしまった。

小鳥「…」



…はぁ、やっちゃった…


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