過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」初美「その4なのですよー」【永水】
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777: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/12/27(土) 01:34:51.96 ID:pzGndJhWo

初美「よーし…じゃあ、次の局に」

明星「…あきゅうぅぅ」カァァ

初美「え?」

明星「あ゛あ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛っ」プシュウウウ

その瞬間、無表情であったはずの明星ちゃんの顔が真っ赤に染まる。
頭から湯気でも立ち上りそうなその赤さだけでも心配なのに、今の明星ちゃんの口からは苦悶にも似た声が漏れだしていた。
勿論、明星ちゃんはどこかのロリ痴女に満貫和了られたからと言って、そんな声を漏らすような子じゃない。
きっと今の彼女の身にはただならぬ変化が起こっている。
けれど、それが一体何なのかも、今の明星ちゃんに対してどうしてあげれば良いのかも分からない。
そんな俺の前で明星ちゃんは現実から逃げるように両手で顔を隠し、そのまま俯かせる。

明星「う゛うぅぅ…恥ずかしい…恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい…」

初美「えぇっと…霞ちゃんヘルプですよー」

霞「そうね。多分、今までの明星ちゃんはずっと現実逃避してたんでしょう」

霞「自分が京子ちゃんにあんなにデレデレになっていたとか、そう簡単に認められる子ではないから」

巴「…でも、明星ちゃんは今までちゃんと麻雀やっていましたよ?」

霞「元々、能力はある子だから、恥ずかしすぎて処理を拒否していたのとはまた別の部分で麻雀していたんでしょう」

霞「だけど、流石に時間が経って現実逃避もしてられなくなって…さっきの自分をようやく自覚したってところかしら?」

明星「う゛ぁぁ…」フルフル

冷静に妹の姿を分析する姉とは違い、明星ちゃんの姿はもう一杯一杯と言っても良いものになっていた。
顔を隠している手までも赤く染まり、その肩はフルフルと震えていた。
身体全体で限界だとそう訴えるような今の彼女はとても痛々しい。
正直、下手に声を掛けるのも躊躇うレベルだった。


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