過去ログ - 【モバマス×ニンスレ】「ザ・パーフェクト・デイ・フォー・ブックフィッシュ」
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 01:55:51.36 ID:an/KGsyJo
だがこれも事前に打ち合わせて決められたプロトコルに則り、議長は議論をすっ飛ばし強行採決を取る。

「採決を取ります。賛成と思われる方は挙手をして下さい……賛成多数によりホシ・ショウコ=サンを1番手として推していくことに決められました」

「ワー」
以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:01:04.75 ID:an/KGsyJo
彼らは大半がチヒロの部下であり明確な序列は存在しない。

しかしアイドルプロデューサーカラテのワザマエ、アイドル同士の友好関係、チヒロへの献金額、

様々な要素が絡み合った複雑怪奇な社内政治力学によって目に見えない序列が確かに存在し、
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/24(水) 02:09:08.83 ID:an/KGsyJo
「次の議題と致しまして……ヘゴ=サン、メサイア=サンの退社に伴うシマムラ・ウヅキ=サンとホンダ・ミオ=サンの担当引き継ぎについて……」

「……御異議なしと認めワンダフルマジック=サンに引き継がれることに可決致しました」

「ワー」
以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:17:00.72 ID:an/KGsyJo
「次の議題と致しまして……シンデレラガールズアイドルのメディア展開に関して……」

「……賛成多数により、PS4ソフトのアイドルマスター3にカンザキ・ランコ=サン、トトキ・アイリ=サンが参加することを決定致しました」

「ワー」
以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:30:11.95 ID:an/KGsyJo
「次の議題と致しまして……新しいタイプのアイドルの発掘について……」

「……御異議なしと認め、スモトリアイドルのデビューは時期尚早とし却下することを可決致しました」

「ワー」
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/09/24(水) 02:31:24.45 ID:paa21LXs0
もういるじゃん


38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:39:42.80 ID:an/KGsyJo
「エー、次の議題と致しまして……ヒノ・アカネ担当プロデューサーについて……」

欺瞞的プロトコルに則ったやりとりを繰り返し、会議の参加者に疲れたアトモスフィアが漂い始めたその時、末席に座るプロデューサーが立ち上がり叫んだ。

「緊急議題を提案いたします!」 30


39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:51:25.55 ID:an/KGsyJo
参加者たちが胡乱な目で見つめる中、そのプロデューサー――キークローゼットは力強く宣言した。

「先日発生した事務所への侵入事件!犯人は私の担当アイドルであるサギサワ・フミカ=サンを拉致しようとした他事務所の刺客!」

「むざむざ重要区画まで入られたことにカメムシ=サンはどのようにお考えか!」 31
以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 02:55:48.88 ID:an/KGsyJo
なんという勘違いした態度か!

この会議は事前に打合せた筋書きに沿って進められるものであり、このような奥ゆかしさに欠けた言動は即座にムラハチにされてしまうのだ。

上座のグレータープロデューサーたちは忍び笑いを漏らした。
以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 03:02:27.37 ID:an/KGsyJo
その中からカメムシと呼ばれたプロデューサーが立って反論した。

「常日頃から重要区画にはベテランクローントレーナーを配置し……警備会社とも契約し守りは完璧です。実際完璧……」

なんたる欺瞞的言説!
以下略



42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2014/09/24(水) 03:08:24.77 ID:an/KGsyJo
何を言ってものらりくらりとかわすカメムシと誰も同調しない会議室のアトモスフィアにキークローゼットはようやく不利を悟り始めた。

(何故だ?何故誰も発言しない?)

だが自分の無能に気づかない者がどうしてその理由を理解できようか。
以下略



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