過去ログ - 【SideM】伊勢谷四季「百物語をするっす!」
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11: ◆q2oAjQREXs[saga]
2014/09/16(火) 03:14:11.34 ID:s9qq+JqT0
そのお孫さんっていうのが、どうやらオレと同じくらいの時に事故で亡くなってるらしくて
その子も歌が好きでよく歌ってたから、同じように歌が好きなオレに声をかけてきたらしいっす

古い童謡の方が好きだったのも、その子が歌ってたから、とかじゃないっすかね
で、おばあちゃん、続けてこう言ったんっすよ


「本当にあの子によく似ているわ。よかったら、家の中に入ってもっと聴かせてくれないかしら」


…でもオレ、もう遅いからってその日は帰ることにしたっす

知らない人について行っちゃいけないって、親に言われてたからとかもあるんすけど
そう言った時のおばあちゃんの笑顔が、なんだかすっげー怖かったんすよ

いや、何て言ったらいいのかわかんないんすけど
おばあちゃんの目というか、視線?それが、メガ嫌な感じがしたというか
とにかく、ついて行っちゃだめだ!って思ったんすよ

それで帰ろうとしたんすけど、去り際におばあちゃんが


「よかったら、明日もおうたを聴かせてくれる?」

って言って…
オレ、もうメガMAX怖くなっちゃって、結局返事はできなかったっす


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