過去ログ - 【SideM】伊勢谷四季「百物語をするっす!」
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19: ◆q2oAjQREXs[saga]
2014/09/16(火) 03:34:38.68 ID:s9qq+JqT0
鷹城恭二
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さて、三話目だな

怪談っていっても、俺はそういう霊的な現象には遭遇したことがないんだ
だから最初は、今までに会った中で一番恐ろしかった人間の話をしようと思う

これは俺がまだ、コンビニでバイトをしていた時の話だ

その日は珍しくシフトが深夜で、夜中のコンビニに一人だった
深夜のシフトって暇なんだよな、客もほとんどこないし

その日もあくびを我慢しながら店の掃除でもするか…
なんて思ってたら、お客の来店を示す音楽が鳴ったんだ

入ってきたのは、赤ん坊を抱いた若い母親だった

初めはただ、こんな時間に親子連れなんて珍しいなって思ってたんだが、よく見ると何かがおかしい
赤ん坊が全く動かないどころか、明らかに肌に生気がない


そう…その女が抱いていたのは赤ん坊なんかじゃなくて、ただの人形だったんだよ

その女はただの人形をあやしたり、優しく微笑みかけたり…
まるで本物の赤ん坊のように扱っていた


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