過去ログ - 【SideM】伊勢谷四季「百物語をするっす!」
1- 20
60: ◆q2oAjQREXs[saga]
2014/09/19(金) 03:38:16.44 ID:gDZwP5EJ0
彼女は、いつもどおりの様子で病室にいましたよ
突然訪れた僕に少し驚いたようでしたが、笑顔で迎えてくれました

そして、さっきのことを話すべきか迷っていると、彼女が気になることを言ったんです

「私さっきまでお昼寝していたんだけどね、ピアノを弾く夢を見てたの。楽しかったわ」

その時の彼女の表情は、まさに一曲弾き終えた後のような清々しい笑顔でした

ひょっとして、僕が見たのは彼女の生霊だったのかもしれません
それとも、幽体離脱とかでしょうか?

どちらにせよ、すさまじい執着だと思いましたね

ちなみに、彼女はその後無事に退院しましたよ
今も変わらず、ピアノ講師を続けています


もしも、また彼女がピアノを弾けなくなることがあったら
誰もいない部屋で、ピアノの音色が聴こえたりするかもしれないですね


僕の話は以上です
それでは、次の方お願いします


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
107Res/78.56 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice