過去ログ - 【SideM】水嶋咲「それは星のように瞬いて」
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28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/16(火) 23:32:39.44 ID:wdK99NyLo

土手 高架下



巻緒「……サキちゃん、ここに居たんだ」

咲「……」

巻緒「戻ろう。みんな、心配してる」

咲「分かってる。分かってるよ」

巻緒「じゃあ」

咲「分かってるけど、じゃあどうしたら良かったの?」

咲「あたしはどんどん『あたし』じゃなくなっていくんだよ。『僕』にならざるを得なくなる」

咲「だったら、少しぐらい変えようとしたっていいでしょ!」

巻緒「それは……」



奥さん「それは、そうかもしれない」

巻緒「奥さん……」

奥さん「巻緒くん、ちょっと咲ちゃんと聞いててくれないかな」

巻緒「……分かりました」

咲「……」



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