139:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/09/30(火) 22:01:05.03 ID:wqKUensC0
赤坂はようやく急所蹴りの激痛から解放されたところだった。
彼は少年を連れた犯人と裏口で鉢合せしたのだ。
犬飼寿樹の顔を充分に写真で知っていた彼も、目の前のガムテープで口を塞がれた少年が本当にその本人なのか、一瞬では識別できなかった。
それに、こんな状況ではどう対処すればいいのか、経験の浅い彼が混乱したとしても無理のないことだった。
その一瞬の隙を、もちろん犯人の男も見逃さなかった。
男が放った急所蹴りは見事に決まり赤坂は大石に助けを求める間もなかったのだ。
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