過去ログ - 提督「ケッコンカッコジコ」
1- 20
13: ◆XfZ9WiIZf9zG[saga]
2014/09/19(金) 01:40:43.44 ID:+EvneRCfO
――彼は、優しい人なのね。

提督は、見た目が普通の娘と変わらない艦娘を戦場に送り出すことを、心の中では良しとしていないのだ。

だからこそ、自分たちの手に持つ武器の開発されることや、新しい艦娘が建造されることを悲しむ。


『お疲れ様です』


だけど、それは朝の一番最初だけ。

遠征の司令を出す時は、そういった内面の苦悩はおくびにも出さない。

むしろ優秀な司令官として、効率よく資源を集められるように、指示を出す。


『提督……私が……』


ぎゅっと、手を握った。

自分が、支えてあげないといけないと思った。


『あなたと勝利を刻むって言ったでしょう? 負けないわ!』


『ふふ……寝顔は、可愛いのね』


戦いの時は、最強の旗艦として。

執務の時は、優秀な秘書艦として。

大鳳は、常に最善を尽くした。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
65Res/23.94 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice