過去ログ - 穂乃果「私はあなたのものだから」
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192:名無しNIPPER[sage]
2015/03/06(金) 22:02:39.54 ID:zNG72eT70
ネタを考えたら、書いてくださるのでしょうか?


193: ◆KZH78Pv7kI[sage]
2015/03/06(金) 23:20:49.24 ID:NJI/c3iA0
自分が時間に依ります、とだけ。


194:名無しNIPPER[sage]
2015/03/07(土) 16:12:39.74 ID:Xi4HVno70
更新するまで主の過去作読み漁るよ



195:名無しNIPPER[sage]
2015/03/23(月) 00:29:01.53 ID:cPCTwtNL0
保守


196: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:19:22.55 ID:zc+b77nY0
「だから、新入生歓迎ソングを作りたいんですっ!」

にこちゃんの跡を継いでアイドル部部長になった花陽が発した言葉は、人が減って少し広く感じたような部室に響いた。

周りを見るとみんな少し驚いたみたいな顔をしている。あの凛でさえそんな顔をしていた。
以下略



197: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:20:22.29 ID:zc+b77nY0
だったら、私も乗ってあげなくちゃね。せっかくの部長の提案だもの。こういう事にも挑戦しないと。

「……そんなことないにゃー!凛もオッケーだよ!」

一歩速かったのは凛の方だった。
以下略



198: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:21:09.99 ID:zc+b77nY0
「で、どうなの穂乃果。あなたはやりたくない?」

皆の期待が視線になって穂乃果の一身に集まる。花陽は不安げに、でもみんな答えを期待して待ってる。

「……すっごいいいよ!さっすが花陽ちゃん!じゃあ早速どうするかって決めないとね!」
以下略



199: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:31:32.34 ID:zc+b77nY0
「部長が提案したことだから、大まかなアウトラインは部長に作ってもらいたいわ。最終的に作るのは担当がすることだけど。いいわよね?」

「え?え?」

「いいと思います。花陽の優しいイメージが表れてくれるといいです」
以下略



200: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:32:46.01 ID:zc+b77nY0
部の打ち合わせが終わった後、2人一組でわたしたちは学校を離れた。

私はいつも通り穂乃果の家にいて、五線譜に記譜をしていく。その横で頬杖をつきながら朗らかな顔で私を見つめている。

次の段に行くたびにその優しい笑顔がちらちら視界に入ってきて、何だかこそばゆくて。
以下略



201: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:33:49.90 ID:zc+b77nY0
「それを見てるっていうんだよ。そうじゃないとフォローなんてできないでしょ?」

認識の違いなんだろうけど、でも穂乃果のいう事は正しい。けど、穂乃果が真剣なことを言うと、なんだか変な感じがする。

だから、私はそこに引っ掛かりを感じて、その先に何かがあるんだろうって思った。
以下略



202: ◆KZH78Pv7kI[sage saga]
2015/04/02(木) 15:34:17.64 ID:zc+b77nY0
……なるほど、穂乃果はやきもちをやいているのね。私があまりに花陽たちに構っているのだから、それで寂しくて仕方ないのね。

「……一応言っておくけど、穂乃果のことは大事よ。けど、花陽や凛を無視できるわけじゃないの。……特に花陽は今、自分からなにかを切り開こうとしている。私はね、花陽の勇気に、自信を持ってほしいの」

だって、私に勇気を分けてくれた花陽だもの。一歩踏み出してほしかったんだから。
以下略



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