過去ログ - 穂乃果「私はあなたのものだから」
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99: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:13:37.70 ID:x02XWIobo
それが、悲しい。
真姫ちゃんになんて言われるかな。
怒られちゃうかな?
100: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:14:05.40 ID:x02XWIobo
また怒られちゃうね、こりゃ……。
「…今日はその点数に免じて許してあげましょう」
「え?あ、うん。ありがと…」
101: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:14:58.35 ID:x02XWIobo
「穂乃果ちゃん、やるって決めたことはちゃんとできるからね」
やめてよぉっ!
102: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:15:25.29 ID:x02XWIobo
ガラガラ、ってドアを開けるとそこには
103: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:15:51.85 ID:x02XWIobo
「あっ……うっ……っ!」
胸が痛い。
104: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:16:22.91 ID:x02XWIobo
ぎゅうって、包み込まれる感覚。
よく知ってる、優しいこの息遣い。
私の、居場所。
105: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:18:56.43 ID:x02XWIobo
「変なこと言わないで!」
「あはは、はーい…失礼しましたー」
真姫ちゃんのクラスメイトの子が申し訳なさそうに私たちの合間を縫って保健室から出ていく。
106: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:20:19.85 ID:x02XWIobo
歩いて行った先は、アイドル研究部の部室。
真姫ちゃんがカギを開けると、私をひっぱって、部室の椅子に座らせる。
「……で、何があったの?」
107: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:20:53.37 ID:x02XWIobo
「やっぱりその件だったのね。……で?どうだったの?」
隠し事なんて、私にはできないね。もう、話さなきゃ。
「……78、点」
108: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:22:52.80 ID:x02XWIobo
真姫ちゃんはそんな私の頭をそっと優しく撫でて、私の体を包む。
「泣きたいなら、思いっきり泣きなさい。ここには、私しかいないから」
息が詰まる。
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