過去ログ - 穂乃果「私はあなたのものだから」
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109: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:23:22.20 ID:x02XWIobo
暖かい、真姫ちゃんの体。
心のもやもやが洗い流されていく気がする。
心が、軽くなっていく。
110: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:23:49.07 ID:x02XWIobo
「それにしても、なんで泣いてたわけ?」
「そ、それは……」
「ま、話したくないなら、いいけど」
111: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:24:15.21 ID:x02XWIobo
「なんでもないようなどうでもいいことでも、あなたは彩を与えてくれる。嬉しいとか、悲しいとか。今ならわかるわ。そういうところに惹かれたんだって」
励ましてくれる暖かい言葉と、気持ちのいい真姫ちゃんの笑顔に思わずハッとして、私は目を逸らす。
何でこんな変なこと考えてたんだろう。もっと、もっと真姫ちゃんのこと、信じてあげればよかった。
112: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:25:54.53 ID:x02XWIobo
「何する……」
文句の一つでもしようとおもったのに、真姫ちゃんはすかさず私の顎をくいって掴んで、
「え……?」
113: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:29:16.99 ID:x02XWIobo
「なに?私のあげるものに文句でもあるの?」
「うっ、そういうわけじゃ……ごめん」
「ふふっ、冗談よ。謝らないの」
114: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:29:48.71 ID:x02XWIobo
「……うん!えへへ……あ、そういえば真姫ちゃんのお願い…デート、だね」
「あ……そのことなんだけど……ごめん、ちょっと変えていい?」
「えっ?」
115: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:30:28.27 ID:x02XWIobo
「いい?絶対に口出ししちゃだめなんだからね」
「うん!わかった!よっし、元気出てきた!教室に戻るねー!」
「ええ」
116: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:31:16.59 ID:x02XWIobo
「はーい」
「点数自体は全員分の答案はコピーしてあるから、こっちで修正するからさー。じゃっ!」
って渡された30枚くらいの紙束。
117: ◆KZH78Pv7kI[saga]
2014/10/19(日) 05:33:09.18 ID:x02XWIobo
sage進行でもいいかなって思ってたけど支援ageされちゃったしsage解除しますね
おやすみ
118:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 07:02:01.93 ID:GIi85wvZo
乙
119:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 09:03:55.80 ID:wkUy1R1Yo
乙!
いいものだ
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