12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/10/02(木) 11:15:09.91 ID:gHf4Sc0DO
 〜 会議 〜 
  
 狐娘「結局、ワシだけでは何も思いつかなかったので皆で会議じゃ。 
    つーか、ワシに丸投げするな」 
  
 亡者1「えー? お狐様なのに何も思い付かなかったのー?」 
  
 狐娘「亡者を馬車馬のようにこき使ってワシの王国を創るという案はあるが?」 
  
 亡者1「今こそ皆で知恵を振り絞る時だ!」 
 亡者2「オレたちの未来は自力で切り開く!」 
 亡者3「えいえいおー!」 
  
 狐娘「……で、誰か良い案はあるかの?」 
  
 スーツ亡者「私に良い考えがあります」 
  
 狐娘「む? おぬしは……」 
  
 亡者1「あ、あいつは!?」 
 亡者2「知っているのか亡者1!?」 
 亡者1「ああ、確かテレビで見たことがある」 
 亡者3「言われたら確かに見覚えが……アンタいったい」 
  
 スーツ亡者「はい、わたくし『村興しコーディネーター』と言います」 
  
 狐娘「村興しコーディネーター?」 
  
 スーツ亡者「ええ、過疎が進んだ村、廃村一歩手前、限界集落。 
       あらゆる村や集落などの小規模コミューンの復興を生前はお手伝いしてきました」 
  
 女亡者「あっ! 思い出した! 
     この人、巨大プリンで死んだ人だ!」 
  
 亡者1「本当だ! 思い出した! 
     『頭から巨大プリンに突き刺さった人生ゲームの棒』みたいなシュールな絵面をお茶の間に提供していたよな!」 
  
 スーツ亡者「ははは、村興しで巨大プリンを作ったのですが、プリンもデカくなると凶悪でしてね。 
       頭から突っ込んで貫通するパフォーマンスの予定でしたが……まるで生コンに詰め込まれた気分でしたよ」 
  
 狐娘「ひどい死因じゃな」 
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