過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
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10: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 18:38:20.32 ID:wd+iXwbq0
 お昼時。厨房にこもっていたココアはようやくパンを完成させた。

ココア「できたー!  うん、いい出来!」

 前々から構想はしていた新作パン。会心の出来にココアは感嘆をもらす。

ココア「ラビットハウスの看板をモチーフにした、カップとウサギのコーヒーパン……惚れ惚れする出来だよ」

 見た目は勿論、味にもこだわった逸品である。

ココア「これもみんながいるからかな。……いまいち、どこで選択してくれてるのか分からないけど」

 言葉もなにも聞こえてこない。ただ、得意のパン作りもいつもより腕前が向上しているような気もした。

ココア「ありがとう、みんな。よーしっ、これでアピールするってことだよね!」

ココア「数は10個くらい作ったし、全員に行き渡る……最初に誰に渡すか、だね」

ココア「ここはやっぱりチノちゃんだよね。うん、行こうっ」

ココア「チノちゃーん!」ダダッ

チノ「完成しました?」

ココア「うん! どうぞ、チノちゃん」

 ラビットハウスのカウンター。その中へいたチノに、パンを手渡す。包み紙に包まれたそれを見て、チノは目を輝かせた。

チノ「これは……まさにラビットハウスのパンですね。においもいいです」

ティッピー「これは嬉しいのう。チノ、早速試食じゃ」

 テンションを上げる一人と一匹。腹話術までして喜んでくれるチノに、ココアは恥ずかしそうに笑う。

チノ「はい。……もぐ」パクッ

ココア「ど、どうかな?」


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