過去ログ - 【ごちうさ】ココア「インターディメンド」
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22: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 19:21:25.98 ID:wd+iXwbq0
チッピー「当然だよ。まだまだ一緒にいる時間も短いし、ここは心の中。自分でも把握できない無意識で、他人を受け入れられると思う?」

ココア「思う! チノちゃんは私の妹だし、私なら即大歓迎だよ!」

チッピー「ココアちゃんは幸せ者だよね、ある意味」
以下略



23: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 19:30:05.11 ID:wd+iXwbq0
チッピー「ここからさらに奥の階層に進むには、チノちゃんの信頼を得ることが大切になるんだ」

チッピー「この世界を歩きまわって、ココアちゃんはココアちゃんの思ったように行動する。そしてみんなはそれをサポートする。困難も多いだろうけど、多分それで大丈夫」

チッピー「チノちゃんにひどいことしたい、とか思わないでしょ?」
以下略



24: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 19:34:19.74 ID:wd+iXwbq0
ココア「もう一回。今度は覚悟するから大丈夫。うん」

ココア「――よし!」カランカラン

チノ「いらっしゃいませー! ココアお姉ちゃん!」
以下略



25: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:17:23.84 ID:wd+iXwbq0
ココア「……」

 チノから目を離し、ココアは店内を見回す。
 客はおらず無人。特におかしな点も見当たらず、現実と変わらないラビットハウスであった。
 ――ある一点を除いて。
以下略



26: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:20:42.55 ID:wd+iXwbq0
 が、あと一歩。はっきりとした結論は出なかった。

チノ「母は何も言わず、突然ロケットに乗って去ってしまいました。それっきりです」ニコニコ

ココア「チノちゃん、寂しくないの?」
以下略



27: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:31:02.70 ID:wd+iXwbq0
ココア「やめないよ。チノちゃんが寂しがってるんだから、黙ってられないよ」

チノ「――やめてください」

 一歩、チノへ踏み出そうとする。すると、チノはココアへ手をかざした。
以下略



28: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 20:43:10.15 ID:wd+iXwbq0
ココア「ここから去れってことだよね……」

 他の人のように、チノを置いて。どこか遠くへ。
 ……果たして、それはしてもいいことなのだろうか。
 重要な選択のような気がした。ここがチノの精神世界ならば、自分の行動が、自分への認識に繋がる可能性が高い。
以下略



29: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 22:53:33.25 ID:wd+iXwbq0
ココア「何も見つからない……駅もロケットも街も、何もないよ」

 適当に歩くこと約1時間。
 何も目立ったことは発見できず、喫茶店を追い出されてから進展は何一つなかった。

以下略



30: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 22:59:21.32 ID:wd+iXwbq0
ココア「あっ……!」

 一度、二度。閃光がほとばしる。
 反射的に目を閉じ、身体を走る衝撃に小さく跳ねる。目を開いたココアは、一瞬、何をされたのか理解できなかった。

以下略



31: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:00:45.90 ID:wd+iXwbq0
 どこか。

チッピー「失敗、だね」

チッピー「ココアちゃんは現実ではまだ生きてる。でも、多分チノちゃんと真に仲良くなることはない」
以下略



32: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/21(日) 23:02:06.57 ID:wd+iXwbq0
ココア「ここから去れってことだよね……」

 他の人のように、チノを置いて。どこか遠くへ。
 ……果たして、それはしてもいいことなのだろうか。
 重要な選択のような気がした。ここがチノの精神世界ならば、自分の行動が、自分への認識に繋がる可能性が高い。
以下略



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