27: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:29:45.51 ID:7VPxw8Ds0
 ことり「とにかく、学校には来てもらうぞ!」 
  
 海未「仕方がありませんね。ではその代償として……」 
  
 ヌガシッ 
28: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:30:53.23 ID:7VPxw8Ds0
 園田海未 
 16歳。高校2年生。日舞の家元の娘だが、女々しく育ってしまった。 
 子供の頃から鍛えていた弓術を、気に入らない相手に向けて放つという無礼千万な女。ただただ自分に優しく、周囲の人間などどうでもいい。 
 悪事や怠けるといったことが大好き。穂乃果、ことりとは幼馴染。 
  
29: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:32:18.89 ID:7VPxw8Ds0
 海未「私にとって穂乃果とことりは、もう何物にも代えがたい、かけがえのない存在なのです……」 
 海未「それをここで葬り去るなんて……絶対にできません……!」 
  
 ことり「海の字……!」 
  
30: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:33:18.05 ID:7VPxw8Ds0
 ☆ ☆ ☆ 
  
 穂乃果「なんだかんだで学校に戻ってきました」 
 穂乃果「そういえば、なんで外に出てたんだっけ」 
  
31: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:34:17.20 ID:7VPxw8Ds0
 にこ「ん? あそこにいる二人は……」 
  
  
  
 花陽「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙!! 穂乃果ちゃんとことりちゃんと海未ちゃんとにこちゃんだああああああああああああああああ!! オ゙バヨ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!」 
32: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:35:36.44 ID:7VPxw8Ds0
 穂乃果「音楽室といえば、まだ真姫ちゃんに会ってないや」 
  
 凛「今日はまだ来てないよ。メールしても返信こないからよく分からないけど……」ボソボソッ 
  
 花陽「きっと末期ガンなんだよお。『まき』ダゲニ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙イ゙!!」 
33: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:36:53.86 ID:7VPxw8Ds0
 にこ「は!? ま、まさか!!」ダッ 
  
 海未「あっ、こら、にこ!」 
  
 花陽「にこちゃんをオ゙イ゙ガゲヨ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!」 
34: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:38:02.68 ID:7VPxw8Ds0
 にこ「ま、真姫ちゃん! 抱き付きたくなるくらいにこがカワイイっていうのは分かるけど、今は落ち着いて……」 
  
 真姫「ううん。もう今しかない。今じゃないとダメなの……」 
 真姫「だから言うわね。私の素直な気持ち……」 
  
35: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:38:48.49 ID:7VPxw8Ds0
 真姫「そこにいるのは……花陽、凛!!」 
  
 凛「真姫ちゃん、ここにいたんだ……」ボソボソッ 
  
 花陽「もー! 相変わらず真姫ちゃんは、にこちゃんが大す――」 
36: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:39:58.63 ID:7VPxw8Ds0
 真姫「私ね。これまで友達なんて、簡単に消えて無くなるものだと思ってたの。掴んだと思えば弾けて消える、まるでシャボン玉みたいな……」 
 真姫「音ノ木に入っても変わらない。それどころか掴むことすらできない……なんて思ってた」 
  
 真姫「だけど、花陽、凛。今の私にはあなたたちがいる」 
 真姫「花陽はいつだって優しくて、一緒にいるとポカポカしてくる。凛はいつも元気で、私を笑顔にしてくれる。それでいていつも一緒にいてくれる」 
37: ◆cd6kO1fkv6[saga]
2014/09/21(日) 21:41:23.53 ID:7VPxw8Ds0
 真姫「は!? そこにいるのは、穂乃果、ことり!!」 
  
 ことり「ひぃ!?」ガクブル 
  
 穂乃果「ま、まずい!!」 
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