過去ログ - 京太郎「白糸台生活?」【エロあり】
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2014/09/22(月) 13:53:38.88 ID:Lx6m28ys0
某白糸台スレを読んで、衝動的に書いた。
需要等は考慮しとらんので、エロありの京太郎スレが大丈夫な方だけどうぞ。
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 13:54:25.15 ID:Lx6m28ys0
ピピピ ピピピ カチッ
京太郎「……ふあーぁ、体いてえ。麻雀の打ち過ぎだなぁ、こりゃ」
布団の中でもぞもぞしながら、俺は溜め息交じりに呟く。
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2014/09/22(月) 13:55:46.49 ID:Lx6m28ys0
うん、本当、すっげー当然の顔して寝てるわけですよ、奥さん。
やべえ、頭痛がしてきた。
京太郎「寝てただけって、いやいや、おかしいでしょ! なんで俺の布団の中に潜り込んできてるんですか?」
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2014/09/22(月) 13:57:05.96 ID:Lx6m28ys0
京太郎「と、とにかく、いいから離れてくださいってば!」
こんな朝っぱらから女の子に抱き付かれたりしたら、その、下半身が……
照「京ちゃん、この硬いのって何?」
5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 13:57:59.07 ID:Lx6m28ys0
京太郎「遅刻すればいいっって、それじゃ照さんも遅刻して本末転倒じゃないですか!」
照「あっ……」
ようやく気づいたらしい。
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2014/09/22(月) 13:59:03.38 ID:Lx6m28ys0
照「京ちゃん、失礼なこと考えてる」
京太郎「考えてないですってば! あっ、朝ご飯まだですよね?」
面倒なことになる前に閑話休題……いや、この場合は話題逸らしというのが適切だろうけど。
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2014/09/22(月) 14:00:08.22 ID:Lx6m28ys0
京太郎「そういえば、もうそんな時間か……」
朝の教育テレビでやっている子供向け番組のコーナーの一つで、俺も中学のころからたまに体操で揺れる瑞原プロのおもちぷるんぷるんを鑑賞するために見ているんだけど、
京太郎「照さん、そんな子供向け番組見てもつまらないんじゃ――」
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:01:15.22 ID:Lx6m28ys0
京太郎「……あの、照さん?」
俺はうまく言葉が出てこない。
その間も照さんは楽しそうに踊っている。
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2014/09/22(月) 14:01:57.16 ID:Lx6m28ys0
照「…………」
けれど答えはなかった。
照さんは無言で自分の鉄板、もとい、胸を見下ろしている。
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2014/09/22(月) 14:02:47.56 ID:Lx6m28ys0
通学路
京太郎「じゃあ、照さん、学校では……」
11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:03:39.30 ID:Lx6m28ys0
生徒A「宮永先輩! おはようございます!」
照「おはよう、Aさん」
生徒B「照、おはよう!」
12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:04:20.46 ID:Lx6m28ys0
京太郎「やっぱりあれが本当の『宮永照』だよな。大体、俺みたいなモブ部員と一緒にいて、あらぬ噂が立つのはまずいって」
ああいうのを見ていると住んでいる世界の違いを痛感する。
こっちはろくに部活中も卓に着くことすらできない雑魚部員A。
それに対し、あの人は校内一の有名人どころか世界での活躍を期待されている天才。
13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:04:59.50 ID:Lx6m28ys0
淡「きょーたろーのくせに朝からクールぶるなんて生意気〜」
京太郎「うるせえな、お前の方こそ朝っぱらから体当たりかましてくるなんて良い度胸してんじゃねえか、オラオラ」
じゃれついてくる子犬をあしらう感覚で柔らかな髪をぐしゃぐしゃにいじる。
14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:05:47.56 ID:Lx6m28ys0
京太郎「……悪かったよ。でも、お前も高校生なんだから朝っぱらから体当たりなんて子供みたいなことはやめろよな」
淡「ふっふーんだ。私は高校百年生だからいいんだもーん」
ドヤ顔でそんなことをのたまう淡。
15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:06:30.55 ID:Lx6m28ys0
放課後
尭深「須賀くん、少しいいかな?」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:07:21.74 ID:Lx6m28ys0
京太郎「ひゃ、ひゃいっ、大丈夫ですっ。ところで俺に何か用ですか?」
尭深「う、うん。資料室に牌譜を取りに行くの手伝ってもらいたくて……ダメかな?」
ちょっと自信なさげにそんなことを言う渋谷先輩。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:07:53.77 ID:Lx6m28ys0
京太郎「でも、何でわざわざ俺に?」
資料室に向かう途中、なんとはなしに訊ねる。
たまにこうして手伝いを頼まれることがあったけど、いつも理由を聞きそびれていたので今日という今日は訊ねてみることにしたのだ。
大体、渋谷先輩は一軍なわけだし、わざわざ三軍の俺のところに来るなんて遠回りな気が……
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:08:56.19 ID:Lx6m28ys0
資料室
京太郎「えっと、この資料にこの資料でいいですか?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:09:50.10 ID:Lx6m28ys0
京太郎「大丈夫ですか?」
尭深「う、うん……」
京太郎「資料、散らばっちゃいましたね」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:10:48.96 ID:Lx6m28ys0
照「京ちゃん、それに尭深も。二人ともどうしたの?」
京太郎「あ、いや、渋谷先輩の資料集めを手伝ってたんだけど、間違って資料を落としちゃって」
尭深「す、すぐに拾い集めますからっ」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/09/22(月) 14:11:45.99 ID:Lx6m28ys0
照「…………」
京太郎「あの、照さん……」
資料室に残った俺と照さんとの間に何とも言えない空気が流れる。
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