153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:21:02.09 ID:nSI+mVe50
P「皆には一切抵抗の跡が見られなかったからな」
P「最初の方は急に刺してくるもんだから皆驚いて悲鳴を上げたんだろう」
P「最後の方には皆で犯人探ししているところに、急に事務所の仲間が刺してくるんだからな…悲鳴も少なくなる」
154:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:22:01.76 ID:nSI+mVe50
夕美「洋子さんがプロデューサーさんのことを好きだから?違うよね?私の方がプロデューサーさんのことを…」
夕美「なのに、毎日視線を向けて気にかけてるのはおかしいよね?」
夕美「毎日刺されることを考えてるって聞いたときは、ちょっと悔しかったよ」
155:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:22:48.67 ID:nSI+mVe50
夕美「でも、嫌いじゃなかったらやらないよね?」
夕美「好きじゃなかったら、やらないよね?」
夕美「私、本当にあせっちゃって」
156:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:25:02.79 ID:nSI+mVe50
夕実「ダメだよ。二人っきりじゃないとダメみたい。他の子に夢中になられたら困るもん」
夕美「それにね、プロデューサーさん…」
チャキッ
157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:25:41.09 ID:nSI+mVe50
ブンッ
夕美「ほらぁ!」
P「夕美!頼む!俺の話を…!」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:26:12.18 ID:nSI+mVe50
P「危ないって!」
夕美「このっ!」
ブンッ
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:26:51.16 ID:nSI+mVe50
洋子「…」
P「洋子!?隠れてろって!」
洋子「夕美ちゃん…」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:27:23.15 ID:nSI+mVe50
P(俺が犯人だ!と言えば、洋子に刺されることは確実だ)
P(近くには、おあつらえ向きの工具も転がっている。俺を刺すための凶器には十分だろう)
P(洋子の絶対に見れることのない表情を見て、死ぬことが出来るだろう)
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:28:04.22 ID:nSI+mVe50
P「…。部屋に隠れててくれ」
P「電話が通じるようになったら…警察に連絡して、ありのままを話すんだ」
P「そうすれば、疑われることなんてないだろう。全てが終わったら…洋子の好きなように暮らしてくれ、アイドル辞めてもいいし、実家に戻ってもいい」
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:29:55.52 ID:nSI+mVe50
P「…元は俺が、洋子に刺されたい、っていう軽い話だったんだ」
P「でも話が大きくなりすぎて…どんどんヒートアップして」
P「気が付けば自分だけの世界に入って…」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/23(火) 14:30:28.83 ID:nSI+mVe50
P「最後のお願いだ!洋子だけでも生きていてくれ!」
洋子「え、最後…って?」
P「じゃあ、部屋に隠れているんだ…目を閉じて、耳をふさいでいてくれ」
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