64:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:30:28.17 ID:f9ctbsDE0
ちょうどこの通りをまっすぐに行った所に曲がり角があり、そこへと入れば人の来ない死角になります。
その時を狙いましょう…
久「…」
65:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:31:34.61 ID:f9ctbsDE0
上埜さんがスタンガンを忍ばせていたようです…
久「残念ね…私がそう迂闊に一人で行動するとでも思ったの?あなたをおびき寄せる為にわざと襲いやすいような行動をとったのよ」
そんな、上埜さん…酷いです…
66:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:32:13.81 ID:f9ctbsDE0
私は顔を隠しながら来た道を反対へと逃走していく。さすがに上埜さんも私を追って行くような危ない真似はしないようです。
久「待って!あなたもしかして…」
上埜さんの制止を振り切って逃げようとする。
67:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:33:21.01 ID:f9ctbsDE0
私のナイフが泥棒猫の右胸を突こうとしたその時、私は背中から強い衝撃を受けて思わずナイフを落としてしまいました。
上埜さんです。上埜さんはそのままその泥棒猫へと駆け寄ります。
久「美穂子!大丈夫!?」
68:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:34:08.64 ID:f9ctbsDE0
久「とにかくここは逃げて警察へ連絡しましょう」
美穂子「はい!」
逃がしませんよ…上埜さん…
69:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:35:05.35 ID:f9ctbsDE0
私はその首を手で力強く絞めた。頸部を圧迫された、泥棒猫は喘ぎ苦しみながらもかすかな抵抗を見せます。しだいに抵抗する力も弱くなり、相手の顔も真っ赤になっていく。
ふふ…あともうちょっと…
美穂子「ひ、ひさ…」
70:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:35:47.20 ID:f9ctbsDE0
その時、曲がり角の向こうより人が現れる。宮永さんだ。
私はつい、新たな乱入者に気を取られ首を絞める手を緩めてしまった。
久「さ、咲!?」
71:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:36:16.46 ID:f9ctbsDE0
咲「と、とにかく警察へ連絡をしないと…」
連絡なんてさせない…
とにかくこの場は一旦、宮永さんを片付けないと…
72:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:36:48.61 ID:f9ctbsDE0
泥棒猫が震えながらナイフを持っていた。あまりの痛みでスタンガンを握る手が緩んで落としてしまった。
上埜さんは泥棒猫を抱きかかえる、宮永さんはその隙に携帯から警察へと連絡した。
久「美穂子!」
73:21¥250ー[sage saga]
2014/09/24(水) 21:37:36.32 ID:f9ctbsDE0
すぐに逃げなくては…私は脇腹を抑えながらすぐさま逃走を計った。
京太郎「おーい!部長!咲!大丈夫か!?」
和「咲さーん!」
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